メンヘルにとっての人付き合い

君子の交わりは水のごとしという言葉があるが、距離感は大事。生き方、感じ方については普通の人とは合わないのが当たり前だから、なるべく言わないようにしたい。無用の議論はメンタルに響くし、傷つくと引きずる。僕は意に沿わない飲み会はいかない。社交は最低限で、友達も少ない。プライベートでさそわれてもわりと断る。お酒はメンタルによくないので、量はよくみて調整しなくてはならない。それだけのコストを払っていい場合ならいい。覚悟なしに流されるのは危険。

普通の人のようには暮らせない。ことさら嘆く必要はないが、普通の人の中にいると劣等感をかんじることはしょうがない。距離の置き方は大事な生存戦略

これからも人の触れ合いはなるべくコントロールして、避けるべきところは避け、自分を守りながらやっていくことにしている。自分のキャパを越えればツケを払うのは未来の自分。空元気は一種の借金なんだよね。

就活失敗しても生きていてほしい

就活のせいで自殺するかもしれません - 

就活を期に双極性障害がひどくなり、5長年ニートしていた身からすると他人事に思えない。

下記はあの時の自分にかけたいアドバイスとして書く。まずは自分にかけられている期待を全部振り切って逃げてしまえ。周りの目や親の期待など、精神的損傷を障害抱えながら人目を避けて生きることに比べれば大したことはない。毎日外にでれて、お天道様の光を浴びて、適度に汗を流し、少し学んで、満足して眠る。こういう人として幸福になる最低限が確保されていれば、劣等感は抱くだろうが、まったくの社会生活不能者に陥ることはない。

追い詰められているときは、頑張りが足りないと周りに責められていると思いがちであり、実際に責められることもあるだろう。しかしながら、こういう有形無形のプレッシャーに全部応える能力があるのはごく限られた人間しかいない。十分な能力がないままできないことをやろうとして精神をすり減らすのは不毛だ。一方で、自分とは一生付き合っていかねばならない。回復不可能な傷を一度受けようものなら、不自由なままの生を生きなければならない。しかも、身体の傷と違いメンタルの傷は不可視であるから、弱音を吐こうものなら甘えだの何だの有る事無い事いわれて追加ダメージを受けるだろう。こういう心無いことをするのはまずは一番親しい人であり、次に友人親族である。こういうことだから、一度メンヘル堕ちしたら、世界を敵にしながら傷ついた自己を癒さねばならない。これは容易な技ではない。特に多感な時期にはキツい。自分がなんとか社会生活を送れるようになったのは、加齢により精神が鈍磨してくれたからというのも大きい。

たしかに、新卒ルートに乗れなかった怨みはある。給料は低いし、いい大学出ていてなんでこんなところにいるんだと言われることも多い。でも、周回遅れではあるが実務経験もつめてきたし、なにより最近になって幸福を感じる機能が回復してきた。だから、学歴相当のところにはいないけど、今はそこまで悪くないと感じている。だから、2流3流の人生だって、悪いもんじゃない。

以上、昔の僕に言いたいことだ。もちろん、増田は僕ではないのだから、的外れなことを言っているかもしれない。ともかく、新卒ルートに乗れなかったからといって、そのことで自分を痛めつけないでほしいと言いたかった。人の期待や評価などは水物だが、あなたの心身を労われのは貴方だけなのだから。

資格試験がやばそう

愚痴です。

資格試験直前期になって予備校いくのがおっくうになり、いままでほぼ皆勤だったのが六月はほとんどいけなかった。切ない。

5月まで自分の理想通りにいけていたのが、直前期に焦って気分が苦しくなり、それが持ち前の逃げぐせにつながったのだと思う。わかんない科目がわからないままで置いてきぼりを食らったのが精神的にきつかった。今度の試験は合格はほぼ無理。無理を通すと魂によくないのは目に見えている。頭ではそう判断しているが、心が納得してくれない。ここまで来たからには合格したいのだ。現実逃避にいろいろ趣味をしているが、本当にしたいのは前進と勝利であるので、満たされるはずもなく。  

こういうときには重なるもので、いつも携帯していたアンドロイド端末が壊れた。端末にヒビが入って入力を受け付けない。最近はAmazonでの衝動買いが激しくなっていたので、時間浪費の悪習の元凶が断ち切れたのはよいこと、と考える一方で、大きな喪失感。

理想の生活は、休日は予備校と事務へ行き、平日はカフェで勉強することだ。常に学び続けるというのが理想なのである。大学時代にうつになってできなくなった生活をしたい。しかし、自分は弱いから習慣化しないとなにもできない。簿記を勉強しはじめてからすべてがうまく回り出したので、これはいけるとおもっていたのだが、、、。プレッシャーにうまく対処できない自分にへこんでいる。

仕事はそこそこ順調だし、ビジネス知識は着実に増えてきた。目の前に見える景色は一年前とはぜんぜん違うものになった。今回以外にも目指すものはあるし、できないことだけに目を向けるのはよろしくない。そうは考えるのだが、なかなか気持ちの切り替えが難しい。受かりたかったなあ…!勉強時間をもっと捻出できていたらとは思ったのだが、メンタルへの不安で出し切れず。全力を使うのはとても怖い。

僕の人生は挫折の連続で、今回はまったく大したものじゃない。でも、今の自分にとってはとてもつらい。他のことをしていても気になってしまうし、気が塞いで心が重い。

今年は残念だが、もともと理想的な生活サイクルを実現するために勉強をしていたのであって、合格はたんなる結果にすぎなかったはずだ。たとえ喉から手が出るほどほしい結果であっても、自分のコンディションを壊すのは愚策。いつもどおり着実に、まわりに惑わされず、まわりと比べず、山を上るように楽しみながら学ぶ。そうした過程を大事にしていれば、結果もついてきていた。期限はたしかに迫っているが、いまできることだけをがんばればいい。しばらくはそう自分に言い聞かせるつもり。

2015年は回復の年でした

2015年はすごく頑張れたし、条件にもいろいろ恵まれた年でした。上半期に転院し、リフレックスに処方を変えてからというもの、生活にリズムができ、精神がだいぶ安定したのがじわじわ効いてきたのだと思います。

思い返せば、気分障害を患ってからは暗いトンネルの中にいるような、心細い気持ちでずっと日々を過ごしていたように思います。体調も自分の気持ちもコントロールできず、自分という人間がわからず、自身ももてず、きちんとした振る舞いもできず、右往左往してばかり。仕事はじめてからはひどくいじめられるわ彼女に振られるわでどん底といった感じ。正直、過去を悔やまない日はなかった。奮起しようにもくたくたすぎて、まったく動く気力がなかった。意志の力というものが死んでいた。

薬を変えてから、眠れるようになる。最初はとんでもなく仮眠傾向になった。自由時間とよべるものがまったくなくなってしまったときは焦ったし、会社を寝過ごしてしまったことも何度かある。それでも、決まった時間になったら眠れるというのはとても素晴らしいことだ。眠れるという安心感が少しづつ自分の心を癒してくれたと思う。

次に、資格勉強できるようになったのも自分にとっては祝福でした。気力がなかったために継続的な勉強はここ十年ほどうまくいってませんでした。これが理由で大学院を中退したのです。それが九月ごろから、時間を見つけてはコツコツと勉強できるようになった。少しづつ、わかることが増えていく。読める本も当たれる専門分野も拡大する。なんて楽しいのだろう。十年前は、自分は学ぶのが好きな人間だった。その自分をとりもどしつつある。

仕事も、責任の幅が広がってやれることが増え、かなり信頼されるようになりました。自分の仕事の振れ幅というか、こうやればこうなるみたいな型が理解できるようになったのがとてもよかったです。ただ、これはあくまで特殊な技能でしかないので、もっと普遍的な能力を身に着けるように頑張らないといけないと思ってます。

2016年は新たな資格にチャレンジします。簿記二級は手始めで、結構な難関資格。今の自分は、合格できるポテンシャルを持っていると信じています。無理せず無駄なく一歩ずつ。これさえ守れればできる人間だと思っています。特に、無理はしないこと。睡眠はきっちりとり、朝方の生活リズムを崩さない。それさえきっちりできれば何とかなるはず。

プラモデルについては最近は手が止まりがちです。大したもの作れないし、同じ手を動かすなら問題集といていたほうが満足度は高いしといったところで。趣味を見直すべきときなのかもしれません。

来年は、いい成果を報告できればなと考えております。皆様もよいお年を。

冬季アニメ中間報告

全体的に豊作だなあとロボオタ的には思います。話題作が集中してるうえ、最新ガンダム二作が同時平行と贅沢な季節。 

ガンダムビルドファイターズトライ 
続編でも安定のバトル作画!ドラマ要素が弱く感じるので、前作八話のような盛り上がりを期待。プラモつくるのが楽しくなりそう。 

Gレコ 
メカの動きとかはいいし、会話の生っぽさは冨野アニメならでは、なんだけど描写不足な点が多くて感情移入しずらい(-_-;)未完成オープニングとかベリルくんのフラフラ感とか。陣営ごとにメカデザインは統一して欲しかった。 

二話完結の刑事ドラマのフォーマットを守って欲しかった…。今のところ鬱々する展開。前期を引っ張ったキャラは退場、追加キャラは憎まれ役、あげく敵にもマキシマさんのような魅力を感じない。でも、前作であれだけ醜態をさらした宜野座さんが、わかったような顔でスカしたことを言うたびにニヤニヤできるから視聴継続。 

原作まったく忘れてるので楽しく見れてる。ミギーの声は男性のイメージだったのに、すぐに気にならなくなるあたり平野綾すごいわ。 

俺ツイ 
ラノベ系バカアニメ。なんだかよくわからんがよし。 

クロスアンジェ 
ヴヴヴ枠にして今期の本命。媚びぬ退かぬ省みぬ!ないい性格した女主人公がさんざんな目にあいながらも、能力の高さで荒波を生き残っていくピカレスクロマン。エログロに加えてロボまであるぞ!

自己開示がいいという

引きこもりでメンヘルを隠して生きているから、自分のことを正直に話せる相手がいない。職場ではもっぱら悪意が渦巻いているし、弱みを見せるととやかく言われるというのが骨身に染みているから、なおさら頑なになりがちだ。

ネットで正直になれる人もいるみたいだが、僕には無理だ。酒の席なら適当に流れる程度のささいな言葉で、さんざんに罵られる人を、あまりに多く見すぎた。不特定多数が見る場で価値観を表明すれば、意図していないメッセージまで伝えることになり、いらぬ諍いを生みかねない。揉め事がしたいわけじゃないし、言い争いがしたいわけでもない。ただ自分に正直になりたいだけなのである。告白をするには、僕はあまりに罪を重ねすぎた。

眠れぬ夜は昔のことを思い出す。子供の時に通ったおもちゃ屋、予備校のキャンパス、大学の並木道、付き合っていた人とともに過ごした場所、幸せだったと思うたびに苦しくなる。あの時はもどってこないし、同じように感じることはもうできない。みんな過ぎ去ってしまって、この思い出を共有する人もいなければ手段もない。ただ、独りで心の穴の残した痛みを感じつづけるだけだ。

同じ目線で話せる相手がほしいなと思う。僕を否定せず、受け入れてくれる何者かが欲しい。自分の生を、罪を、痛みを、良しとしてくれる人が。神を信じていれば楽だったのかもしれないな。

液タブから初投稿

しばらく放置していたが、そろそろ再開しようと思う。記事を読み返すと自分がどう過ごしてきたかがわかって治療効果があるとおもうから。

いまの仕事はもうちょっと続けるつもりだ。相変わらず調子は悪いが、出来ることは増えてきた。ほんとはもっと工夫できるし、やりたいこともあるのだが、つい安易に、クオリティーの低い仕事ぶりで満足してしまう癖があるのがいけない。ただし、向上心があってもメンヘラの悲しさで心身がついてこなくてじれったくなる。成長したいという願望と、前に進めていないという焦り、そして無理をした時は次こそ社会人として最後だという恐れ。こうした葛藤が足を引って手が止まることがおおい。つい、いつものクセに逃げる癖がある。仕事は最低限、勉強はできない、ネットに入り浸りでなかなか向上できない。習い事に手を出してつづかなかったことが何度もあるせいで、挑戦することも怖がっている。続くんなら英会話習いたいな。

人間関係にも悩まされる。陰口ばかりたたいている人と組んで仕事しているが、正直うんざりしている。しかし彼は評価が高いため、にげることもできないのが困りものだ。

娯楽は漫画、アニメ、ネット、模型。漫画もネットで要がたりるようになってきたから、ネットばかりだ。読書とかしたいのだが。あと、どうせなら英語の勉強がてら洋ドラとか見たいなと思う。

このブログでは歎くことが多いが、躁うつ病のなかではかなり恵まれている方だとも自覚している。休みがちだが仕事にはなんとか行けているし、薬の量も少なくて済んでいる。軽うつくらいで安定しているのは経過としては理想的だろう。

それでも、わりきれないのは、自分が普通であったならとつい考えてしまうからだ。ふつうの人間だったなら、すぐ実行に移せたしもっとうまくできた。あのとき、ああしていればと悔やむことが多いし、未来のことを考えると泣きそうになる。でも、やるしかないんだ。いきるしか。