2015年は回復の年でした

2015年はすごく頑張れたし、条件にもいろいろ恵まれた年でした。上半期に転院し、リフレックスに処方を変えてからというもの、生活にリズムができ、精神がだいぶ安定したのがじわじわ効いてきたのだと思います。

思い返せば、気分障害を患ってからは暗いトンネルの中にいるような、心細い気持ちでずっと日々を過ごしていたように思います。体調も自分の気持ちもコントロールできず、自分という人間がわからず、自身ももてず、きちんとした振る舞いもできず、右往左往してばかり。仕事はじめてからはひどくいじめられるわ彼女に振られるわでどん底といった感じ。正直、過去を悔やまない日はなかった。奮起しようにもくたくたすぎて、まったく動く気力がなかった。意志の力というものが死んでいた。

薬を変えてから、眠れるようになる。最初はとんでもなく仮眠傾向になった。自由時間とよべるものがまったくなくなってしまったときは焦ったし、会社を寝過ごしてしまったことも何度かある。それでも、決まった時間になったら眠れるというのはとても素晴らしいことだ。眠れるという安心感が少しづつ自分の心を癒してくれたと思う。

次に、資格勉強できるようになったのも自分にとっては祝福でした。気力がなかったために継続的な勉強はここ十年ほどうまくいってませんでした。これが理由で大学院を中退したのです。それが九月ごろから、時間を見つけてはコツコツと勉強できるようになった。少しづつ、わかることが増えていく。読める本も当たれる専門分野も拡大する。なんて楽しいのだろう。十年前は、自分は学ぶのが好きな人間だった。その自分をとりもどしつつある。

仕事も、責任の幅が広がってやれることが増え、かなり信頼されるようになりました。自分の仕事の振れ幅というか、こうやればこうなるみたいな型が理解できるようになったのがとてもよかったです。ただ、これはあくまで特殊な技能でしかないので、もっと普遍的な能力を身に着けるように頑張らないといけないと思ってます。

2016年は新たな資格にチャレンジします。簿記二級は手始めで、結構な難関資格。今の自分は、合格できるポテンシャルを持っていると信じています。無理せず無駄なく一歩ずつ。これさえ守れればできる人間だと思っています。特に、無理はしないこと。睡眠はきっちりとり、朝方の生活リズムを崩さない。それさえきっちりできれば何とかなるはず。

プラモデルについては最近は手が止まりがちです。大したもの作れないし、同じ手を動かすなら問題集といていたほうが満足度は高いしといったところで。趣味を見直すべきときなのかもしれません。

来年は、いい成果を報告できればなと考えております。皆様もよいお年を。