身分はニート、体は健康!

手骨折の件につき、父の湯治につきあって一週間ほど空けていた。そしたら、もうブログをつける習慣がなくなっていて、二十日ほど放置する結果になった。

湯治はよかった。山奥でなにもない(外は雪山で危険である)し、老人ばかりで話す必要もなく、サービスや良好な施設といった余計なものにも煩わされることがない。客観的に見て不衛生だったが、順応してしまえばラクだ。

おかげで手は回復したが、残された活力は胡散霧消してしまった。なにをみても何の感情も沸かないし、苦しいとも楽しいとも思えず、ただぼんやりと、静かに心が冷えていくような気分、この状態が一週間は続いた。どうにかしようとジョギングにでたらバイクに惹かれる有様。これではいかんと毎日日の出には外出するようになったら、多少はもやが晴れるような気分になったし、感情も出てきた。就職活動のための準備もしている。

ジョギングも月曜から再開して、まだ続けている。だいたい朝四時ごろにおきて日の出をまち、六時に出て、七時に帰ってくる。医師からは内臓脂肪を減らすように言われているので、なるべく長持ちするように、ペースを落とすことを心がけている。短気な自分にはこれが一番難しい。あと、事故が多い。たぶん、無意識に殺されたがっているのだと思うが、それはぶつかった相手にわるいだろうとおもい、車道には大いに気をつけるようにしている。近くに温水の市民プールがあるので、これも有効に活用したいところだ。引きこもってしまう癖を治しさえすれば、少しずつだが前進している気がする。