試験結果が出た

週一でハロワに通う日々が続いている。試験時代に封印したプラモ趣味も再開して、わりと無職期間を楽しめるようにはなってきたように思う。少しずつ慣れてきたためか、履歴書を書くのに、わざわざ眉をしかめる必要がなくなってきた気がする。お祈りは、いままで二通来た。そう気にならないのは、面接が怖いからである。というか、スーツに袖を通すのさえ気分が悪くなるので、いまだに4年前の証明写真を使っていた。そういうことをしているから、今日の昼、履歴書も完成という自分になって、肝心の写真を紛失していることに気がついて、パニックになるはめになった。アホの極みである。昔の受講票から引っぺがそうとしたが、ラミネート加工されているので表面が剥離してダメだった。しょうがないから今日はもう休んで、明日は雪の中、写真を撮りに行こうと思う。書類の提出はもうギリギリだ。貯金が一万をきっているので正直キツイ。

ところで、前に書いていた資格試験の結果が出た。合格だという。絶対に落ちていると思っていたので、非常に驚いた。驚いて受験仲間に連絡したら、有望そうな人もことごとく落ちていてびっくりした。難関なのは間違いないようだ。昔から、僕は人が当たり前にできることはできないが、こういう試験的なことは得意だ。毎日同じ時間に起きれないし、夜も寝付けない。義務教育は半分しか受けてないし、高校はいかずに大検だ。でも、けっこういい大学には受かっている。真人間適正が異常に低いのである。あと、幸福感を感じる能力も高くないみたいだ。合格したうれしさというのはあまりなくて、どちらかというと勉強しないでいいという安堵感のほうが強い。結果発表前には落ちる悪夢に延々とうなされていたから、さっぱりした気分だ。

とにかく、一応開業できる資格だ。祝賀会の類には顔をだして、ただ酒をかっ食らうついでに職のアテでも探そうと思っている。できれば情報交換できる仲間がほしいが、ちょっと難しいかもしれない。

三十一歳まであと四ヶ月。求人では30歳までが異常に多いので、ここが勝負どころだ。心身を健全に保ちつつ、就職にこぎつけたいと思っている。