健やかに

もっとはずみで弾みで生きていいとよく感じる。自分を惨めに思わないようにすることが大事だ。自分を憐れむのはやめよう。上にも下にも人はいる。けれども自分はたった一人。よく見せてやるのも大切だ。

大切なのは自分の行動がいかなる成果を得るのか客観的に把握できること。自己のコントロール感を高めること。自分の意思で生きていると実感すること。そうしなければ責任感も生まれないし、なにをやっても他人事だ。他人事に感じたがっている。自分の行為の善悪を引き受けたくないのだ。でも、そうしたらまるで自分がいないみたいだ。自分は世界にとって価値がないとしても、自分にとっては世界で一番大事なものだ。

あまり気負わず、自分の行動範囲を広げていくことに専念しよう。最適な行動を取らなくてもいい、最高の自分になる必要もない。ただ、向上しているという感覚をもちつづけていられればいい。人の陰口に足を引っ張られるには、人生は短すぎる。