夢を見たい
夏アニメ総括
現状最終回を見たものだけ。10点満点
アルドノアゼロ 7点
スーパーロボットを理詰めで攻略していく作風はとてもよかった。主人公機がパワーアップしないで最後までやれたのはすごい。主人公強すぎで敵がアホすぎのような気もするが、そうでもしないと無理なパワーバランスだったのでいいかな。
ただ、なんだあの最終回は。減点2。
信長協奏曲 8点
原作はたまに立ち読みした程度。アホ高校生がタイムスリップして信長になるというギャグ。主人公の天然な言動に癒やされつつも、歴史はとんとん拍子に進んでいく。ストレスフリーなつくりでよかった。
ジョジョの奇妙な冒険 8点
声つくとかわるもんたなあーって。ジョセフがうるさくて、ああジョセフだなあって。イメージがずれることがほとんどなかった良アニメ化だったけど、新しいものをみるわけじゃないから驚きはなかったかな。
サイコパス 10点
こういうの見たのは攻殻機動隊以来かもしれない。もうなんもいいません。
週刊少女野崎君 10点
コメディ分多めのラブコメ。萌アニメ苦手なのに最後まで見るとは思わなかったよ。主人公の声がすごいいい。
悪習を断ち切る
受験時代に勉強に身が入らないから回線を切断してPCを破壊したことがある。あの時は携帯電話もなかったから完全オフライン、書籍からしか情報が取れなくした。灰色の予備校生活の中での楽しみは、書店によってちくま学芸文庫を立ち読みすることだった。漫画はすぐに読み終えてしまうわりには高かったので立ち読みで済ませて、本は基本図書館。でもどうしても必要な、参考書などの「使う」本は買う。こういう感じで僕の情報に関しての態度が形成されていったように思う。
ネットを見ていると自分にとってなじみのある、好ましい情報ばかりをダラダラみてしまう。金のかからない娯楽ではあるのだが、対価を支払わないで済む分、充実感も少ない。見ているだけのROMに徹していると、取るに足らない観客の一人であるという自己意識が強化されていく気がする。卑屈になった時にも応えてくれる場所はネットにはあるが、そういうところにはまると抜け出す気力も同時に奪われていく。
そういうわけで、寝ながらいじくっていたノートパソコンは封印することにした。しばらくは置いておいて、時がたったら外出用の端末にするつもりだ。ベッドの上でネットを見るという習慣そのものを根絶しなくてはならないが、いままで使ってきたものを触れば自動的にダラダラモードになってしまう。とにかく、自分の負の習慣の染みついたものは、なるべく遠ざけて、いい習慣のスイッチになるようなものを周りに置いておこう。
究極のところ、必要ないものは一切持たないほうがいいのだ。はぴらきさんみたいに必要最小限のもの以外は捨ててしまいたいという欲望はある。けれども、無いと買う人間だから断捨離は慎重にすべきだろう。本当に必要なものか吟味しないと買わないという厳格なスタンスが求められるが、僕の薄弱な意志では鉄の自制心は望むべくもない。少しずつ整理していくのがベターだろう。
休日ひきこもりを治すためにイングレスやる
休日ひきこもりと睡眠不足が僕にとって一番の課題で、後者はだんだんよくなってきたのだが、前者が全然駄目である。休みになった途端外出できなくなる。外出用の靴がないとか、自転車がないとか、いろいろ道具面での障害はあるけれども、ともかくちょっと一駅移動するくらいのことができないで切ない。はっきり目的とか予定とか立てても、いざというとき怖気づいて外に出れないのである。外に出てもすることもないし、なんだか億劫だし、どうせ大したことないし、などといったマイナスの想念に囚われて、なかなか前に踏み出せない。混雑の中一人であるのは切ないことだし、かといって人の集まりに顔を出すのもおっくうだ。
僕に必要なのは外出の大義名分だけでなく、外出して気持ちよくなる経験を積み重ね、外出がそれほど悪いものではないと脳に刻み付けることなのだと思う。趣味もなんだか冷めてしまったし、アウトドア人間でもないし、すぐ疲れてしまうし、女の子もいないしで外がいいというのがよくわからないのも原因だろう。もちろん、理性的に考えれば家の中に居たってできることはないし、それどころかダラダラして無為に時間を使ってしまい、あとで後悔してばかりので、外に出たほうがいいのは明らかなのである。家の中よりカフェや図書館で勉強できたほうがいいに決まっている。
というわけで、外出のきっかけになるようなゲームとしてイングレスが必要かなあと思ったのです。ガラケー使いなのでこのためにわざわざネクサス7と格安Simの契約までしました。そとに出ることが楽しくなり、健康的になって外出に抵抗感がなくなればいいと思う。そうすれば外出できなくてできなかったことが増える。学ぶ機会を逃したり、ドタキャンが怖くて人と会えなかったりすることがなくなるかもしれない。途中のカフェで勉強できるかもしれないし、本も読めるかもしれない。ともかく、自分の行動を変化させるきっかけとして大いに期待しているです。また、これでほかの人との交流ができたらいいなとも思ってる。自分を変えるきっかけになればいいなあ。
健やかに
大切なのは自分の行動がいかなる成果を得るのか客観的に把握できること。自己のコントロール感を高めること。自分の意思で生きていると実感すること。そうしなければ責任感も生まれないし、なにをやっても他人事だ。他人事に感じたがっている。自分の行為の善悪を引き受けたくないのだ。でも、そうしたらまるで自分がいないみたいだ。自分は世界にとって価値がないとしても、自分にとっては世界で一番大事なものだ。
あまり気負わず、自分の行動範囲を広げていくことに専念しよう。最適な行動を取らなくてもいい、最高の自分になる必要もない。ただ、向上しているという感覚をもちつづけていられればいい。人の陰口に足を引っ張られるには、人生は短すぎる。
引き篭もりに自由はない
ネットとの付き合い方で悩んでいます
匿名の発言は気楽だ。すぐに流れるから責任をもたなくていい。僕は人に噛み付いたりもしないのでイザコザからも自由だ。でも、蓄積がまるでない。相手を特定できないやりとりは、一方通行の行き違いだ。哀しい。
共感できる相手がここにしかいないとかんじるから、やはり依存しているのだろう。好きだけど、距離を置きたい。ウジウジしたところばかりのぞいて卑屈な自己認識を定着させたくない。完全にやめるのも寂しいのだが、少々距離を取りたいなと感じてます。